2014-04-21

ブラックウォールナット テーブル 反り止め

天板の圧着が終わりました。
クランプを外し、目地を取ります。
天板接ぎ合わせにも色々方法がありますが、目地を
ださないようにするには、雇い実を仕込むのが効果的
ですが、強度的にはビスケットの方が勝ると思われます。

サザンツリーではビスケットで板接ぎをします。
若干の目地を鉋で削り平滑にしていきます。

本桜と違い逆目で悩まされることもなく、柔らかいので
大汗をかかずに鉋かけができます。


目地をとったら、すぐに反り止めを入れたい。
反り止めは吸い付き蟻桟です。
これが時間がかかるのです・・・。
精度の高い加工が要求され、あまりに時間がかかり
採算がとれないので、この工法は減る一方です。
無垢の天板には最強の反り止めである、ということは
誰もが認めるのですが・・・。

サザンツリーの場合、デザインや予算の関係上
駒止めをしたりもしますが、大きな天板の場合は
基本的に吸い付き蟻桟で反りを止めます。

加工時の採算性よりも、納品後の安心感を優先。
50年後、100年後のメンテナンスはできませんから。

そこまでもつかどうかは、私ではなく使う人次第です。

私のように「こたつー」とかいってコタツ布団の一方を
めくり上げファンヒーターの風を一冬中当てつづけると
3年で天板を割りました・・・。
天板のオイルも、もう4年塗ってません。
毎日最低でも3回は水拭きする日常使いのテーブル
なのに・・・。テーブルの為には1年に1度は天板に
オイルを塗布すべきです。
そんなに放ったらかしのテーブルで毎日、濡らしたり
こぼしたりしてますが、シミにならないのがオスモオイル
の凄いところです。でも、もういい加減オイルを塗って
やろう・・・。

2 件のコメント:

  1. 家のテーブル、結局1回もオイル入れてないよ・・・入れに来て~~

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  2. KENちゃん 分かった!今度オイル持って行く!2メートルの長いテーブル!

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