いよいよ、天板の反り止め
吸い付き蟻桟の加工です。
昔、昔からある伝統的な工法です。
天板の反りを止めて、無垢板の伸縮も自由にさせることが
できる工法です。
家具職人なら誰もがこの工法を否定する人はいないのです。
ただ、かなり慎重な作業です。
当然ですが加工に時間がかかり、量産型の家具には使えない
工法なので、最近このような手間のかかる加工を施した家具を見る
ことは、めったにありません。
反り止めだけの加工にそれほどの時間をかけていたら採算が合わなく
なるので、それは当然のことです。
しかし、これ以上の反り止めはないのです。
作る側からすれば、安心感が違います。
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