今日は田舎暮らしの本の取材です。
取材を受ける後ろではヤギのコユキがうろうろ。
田舎っぽくていい感じかな。
移住した経緯や家のリフォームのことやら。
我が家のリフォームは家の外も中もほとんど変わってなくて、水道の配管や電気の線の引き直し、壁の中や床下、天井裏の断熱など、見えない部分ばかり。
まるでサザンツリーの家具のようです。
組んでしまうと見えないホゾや天板裏の反りどめなどに殆どの時間を費やします。
でも、そこが一番重要なんです。
見えないけど、、
そこの仕事をしっかりやるのと、やらないのでは耐久年数が全然違うのです。
見えないけど、、
サザンツリーの家具に使う材料は樹齢100年、150年の広葉樹もあります。
江戸時代にポッと大地に芽を出した木もあるということです。
江戸の時代から明治、大正と大きくなった木です。
そんな大切な木を使うのです。
1年でも長く使っていただくため、見えない部分の丁寧な仕事が大切です。
流行りや気分、環境の変化で家具を使い捨てるようなスタイル。
だから、その程度の耐久年数の家具がよく売れます。
使い捨てだから、安い家具がよく売れます。
家具屋さんは安く作るため、合板を使います。
よく売れるので大量に使います。
合板の材料も木です。
大量に木が消費されているのです。
使い捨てるから大量に家具が捨てられて燃やされるのです。
木が家具になって、家具として使われる期間があまりに短い、、
広葉樹が大きく育つまでに100年はかかるのです。
家もそうです。
今の日本の多くの家は40年もすると、あちこちが痛んで価値がなくなります。
そこで大掛かりなリフォームか、建て替え、取り壊し、ということになります。
家電もそうです。
洗濯機、冷蔵庫、エアコンなどなど、それぞれ壊れる時期というのがだいたい決まっているらしいです。
iPhoneは初代から使い続けてますが、だいたい2年縛りが終わると、壊れるし、、
企業は何年使ってもなかなか壊れない商品を作ることは容易にできるはずです。
でも、色々な理由でそうしません。
100年200年前の家や建物に普通に住んでる国があります。
100年前の家具を普通に使っている国があります。
40年50年前の車がたくさん走ってる国があります。
日本もいつかそうなればいいなぁ
完全に話が脱線してしまった、、、
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