ままごとキッチンのシンクの部分を作ります。
本体と同じパイン材を使います。
幅約30cm、長さ約2m50cmの板をシンク用のサイズに
製材しました。ある程度長く、幅も広い状態で製材すれば
効率的で加工時間もかなり短縮できるのですが、長いサイズ
で幅広な状態で製材してから幅を定寸にカットしたり、長さ
を切ったりすると、どうしても狂いが生じます。
特に縦方向に材を割ると長手方向に幅反りが生じます。
反りが生じると、接合部分の45度の留めが合わなくなり
隙間ができてしまいます。
45度の留めに隙間が生じるということは接着不良を起こす
ということです。
無垢材は手間がかかります・・・。
写真は昇降盤で底板の溝をついているところです。
久々に自動送り機に働いてもらいます。
知り合いの家具屋さんからもらった機械、これがとても
いい仕事をしてくれます。
材料を突っ込むと自動で材料を送ってくれるのです。
刃の部分が機械で隠れているので何より安全なのです。
職人によっては危険なので昇降盤は使わない、という方
もいるくらい危険といえば危険な機械なので、数物の加工
をする場合どうしても集中力が切れてきますので、安全に
作業できるということは、とてもありがたいのです。
サザンツリーの昇降盤は横切りと一緒になったタイプです。
フェンスがかなりしっかりしているので自動送りを少しフェンス
に傾けて材料がフェンスに密着するようにセットしても十分
耐えられるのです。さすが桑原製です。
0 件のコメント:
コメントを投稿