2014-04-24

ブラックウォールナット テーブル 仕上げサンディング

さて、いよいよ天板の仕上げのサンダーです。


3点式のストロークサンダーです。
見ての通りかなり大きな機械なので、工房内には
入らず、仕方なく車を追い出し、ガレージに置いてます。

このサンダー導入前はハンドタイプのオービタルサンダー
を使っておりました。
仕上げの際はランダムアクションサンダーではなく
オービタルサンダーを使いましたが、小さく回転してます
ので材料の方向に対して横ずりしていることになります。
場合によっては、クルクルとした模様が残ることがあります。
柔らかい材料や着色オイルを塗布した場合など、それが
現れることが多いです。

このストロークサンダーは約10cm巾の長ーいペーパーが
一方方向に回転し、その回転しているペーパーを上から
押さえて材料に当てて使用します。
そのためサンディングの方向は一方方向です。

現在はペーパー1本のみ装着しておりますが、2本装着
可能なので、中仕上げと仕上げが出来るので、とても
便利です。



非常に便利な機械ですが、材料を綺麗に仕上げるには
やはりコツが要ります。
押さえる強さ、押さえを移動させる早さ、テーブルの動かし方
などなど、慣れるまでけっこう難しいんです。


塗装屋さんでもよく使われる機械なのですが、サザンツリーの
ように無垢の天板をサンディングするよりもはるかに繊細な
技術が要求されます。
アンダーシーラーやサンディングシーラー、塗装後の仕上げ
にも使うので、ちょっとでも削りすぎると塗膜を簡単に削って
しまうし、もしそうなったらやり直しです・・・。
一度是非見学させてもらいたいものです。



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