さて、いよいよ天板の仕上げのサンダーです。
3点式のストロークサンダーです。
見ての通りかなり大きな機械なので、工房内には
入らず、仕方なく車を追い出し、ガレージに置いてます。
このサンダー導入前はハンドタイプのオービタルサンダー
を使っておりました。
仕上げの際はランダムアクションサンダーではなく
オービタルサンダーを使いましたが、小さく回転してます
ので材料の方向に対して横ずりしていることになります。
場合によっては、クルクルとした模様が残ることがあります。
柔らかい材料や着色オイルを塗布した場合など、それが
現れることが多いです。
このストロークサンダーは約10cm巾の長ーいペーパーが
一方方向に回転し、その回転しているペーパーを上から
押さえて材料に当てて使用します。
そのためサンディングの方向は一方方向です。
現在はペーパー1本のみ装着しておりますが、2本装着
可能なので、中仕上げと仕上げが出来るので、とても
便利です。
非常に便利な機械ですが、材料を綺麗に仕上げるには
やはりコツが要ります。
押さえる強さ、押さえを移動させる早さ、テーブルの動かし方
などなど、慣れるまでけっこう難しいんです。
塗装屋さんでもよく使われる機械なのですが、サザンツリーの
ように無垢の天板をサンディングするよりもはるかに繊細な
技術が要求されます。
アンダーシーラーやサンディングシーラー、塗装後の仕上げ
にも使うので、ちょっとでも削りすぎると塗膜を簡単に削って
しまうし、もしそうなったらやり直しです・・・。
一度是非見学させてもらいたいものです。
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