2012-11-14

いつもの生活いつもの仕事 刺激はないけれど実はとっても幸せなこと

毎日のように発送する宅配便。
ままごとキッチンのような大きな箱の場合もあれば、小さなものもあります。
いつものように梱包して、送り状を出して、集荷をしてもらい・・・。



ままごとキッチンのクリスマス予約をいただきました。
同時に包丁セットのご注文もいただきました。
包丁セットだけはお誕生日に間に合うように本日発送しました。
ご注文は海外で仕事をするパパから日本に住む娘さんへ。

お誕生日のメッセージカードを作らせていただきましたが、メッセージを
タイピングしながら、ウルウルしてしまいました。

家族と離れて遠い異国で仕事をするということ。

海外での生活は何かと刺激的ですが、家族と離れ離れというのは
寂しいです。

私もサラリーマン時代は1年の半分を海外で過ごしておりました。
日本に居るときは終電にも間に合わず毎晩タクシーで帰宅の日々。
独身だったので特に何とも思いませんでしたが、結婚を考えるように
なって、考えました。

日本には1年の半分しかいない・・・。
日本に居ても深夜に帰り、早朝に出かける・・・。
平日は寝ている子供にしか会えず、子供と過ごせるのは1週間に1、2度・・・。
それも約半年だけ。
計算すると年間子供と過ごせるのは25~50日!?

これはあまりに寂しい。

結婚することを決め、仕事を辞めました(笑)。
その時担当していたのがインドの商売。
会社を辞めることが決まったら、独立してインドでエージェントをするものだと
皆が思っておりました。

インドが大好きな私なので、私もそう思いましたが、問題がひとつ。
嫁さんが北海道出身で間違いなくインドの暑さに耐えられない。
まあ、嫁さんだけではなく、ほとんどの日本人はインドでの生活は無理ですが・・・。色々な面で。

話が脱線してしまいました・・・。

話は戻って宅配便。

いつも発送する、いつもの荷物。
でも、それは荷物ではなく、パパやママの愛がいっぱい詰まった大切な大切な
贈り物。

送った先にはたくさんの笑顔。
大喜びする子供たちの笑顔。
それを見ているパパやママの笑顔。
おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔。
しかし、それを見ることができないパパ、ママも・・・。

ご注文いただく商品ひとつひとつにドラマがあり、ストーリーがあるということ。
荷物ではなく大切な贈り物であるということ。
そして、思い通りにいかない娘達に手を焼いて時々工房に引きこもる私ですが
毎日毎日、彼らと一緒に過ごせることが、いかに幸せなことかということ。

仕事も生活もマンネリ化してしまうと大事なものが薄まってしまう、というか
見えなくなるというか、忘れてしまうというか。

病気になって健康の大切さを思い知るのと同じですね。

ありふれた日常がいかに大切であるかということを、今日荷物を発送して
思いました。



無事に届け~。

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