2012-02-17

今日のサザンツリーは材木屋さんです。

先日店舗の什器を製作する内装屋さんからパイン材の注文をいただきました。
ままごとキッチンに使用しているパイン材です。


見た目はホームセンターや街の材木屋さんで販売しているSPFやホワイトウッドなどという材木と同じですが、全然違うのですよね。

まず北海道産だということ。
なおかつ産地を知っているという安心感。

内容的には、まず人工乾燥された材ということ。海外からの材木も現地で人工乾燥されたものも当然ありますが・・・。
以前たまたま国産の材がない時に仕方がないので輸入材を数枚買ったことがあるのですが、材木屋さんで材を選別しているとカビが生えていたのです・・・。
これは本当に人工乾燥しているのか!?
もし乾燥しているとしても、雨などにさらして濡れた状態があったということです。
そうなると管理の状態に不安を感じます。

そんなことがあったので、もうずっと何年も同じルートで北海道産のパイン材を買ってます。

それも厳選された材料のみです。
建築用としては、さほど問題ないのでしょうが、家具製作において全く使い物にならないのは材木の芯の部分です。
芯の材は割れて、ねじれて、反って大変です。
細かい部材にしても捨てる部分が出てきます。
そのようなロスの多い芯の材が一般的には全体の2割程度入っています。
2割のロスが出るのであれば、たとえ2割以上の割り増しでも芯を外してもらった方がスマートです。
かなりめんどくさい作業なので製材所泣かせでしょうが、無理言って作業してもらってます。

いくら高精度で丁寧に作品を仕上げても材が悪ければだいなしです。

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