2011-09-17

木を無塗装でここまでピッカピカにする方法

写真ではうまく撮れないけれど、ピッカピカです。

完全に無塗装です。

これからオイルを塗布するのに、ここまでする必要があるのかないのかは別として・・・、今日はなぜかスイッチが入ってしまいました。


作っているのはサザンツリーの無垢時計振り子バージョン。
樹種は北海道産の本桜!

先ずは耳の部分です。自然の形状を生かすため耳のラインによって工程も違いますが、今回の材はとってもシンプルで癖のないラインです。バンドソーのアサリの部分で軽くこすって皮を削り取ります。

その後はランダムアクションサンダー(ディスクが丸いやつ)の
60番▶120番
次にオービタルサンダー(四角いやつ)の
120番▶180番

通常はこれでほぼ完璧ですが今日はなぜか、ここからスチールウールで
ゴシゴシゴシゴシ・・・。
最終的に1000番のランダムで仕上げました。

上記は耳の工程で、表面はいたって簡単☆
180番のオービタルの後に1000番のランダムアクションで完璧です。

さすがの桑原製の自動にオーバーホール済みの兼房製遠心ブロックにBの替刃を付けてますので申し分ない美しさです。
まるで超仕上げ鉋を通したように削れます。
が、しかし本桜は強敵らしくBの替刃でも材料によっては逆目が止まりません・・・。

精度的には遠心ブロックに勝るものはない、というのは疑い様のない事実ですが、逆目についてはマグネットのセッティングゲージを加工して刃を究極まで裏刃につめてセットした方がいいです・・・。

お友達のご結婚のお祝いにご購入いただきました。
裏にはレーザーで日付けとネームをお入れしました。
完全に世界に1つしかないオンリーワンのお品ですね ☆

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