ここ最近とても寒い日が続いています。
ここ笠岡は岡山の海沿いの温暖な地域です。
岡山でも北部では寒さが厳しく雪も降って積もります。
しかし笠岡でも先日少し雪が積もりました。
早朝は特に寒くて池の水も凍っています。
外にある水道はもちろん凍って水はでません。
そんな時間に小学生は歩いて登校します。
我が家のチビが通う小学校は制服着用でジャケットなのです。
制服に何も文句はありません。
しかし、どれだけ寒くてもジャケットの上に防寒着の着用は認められていません。
だからジャケットの中に何か着ろ、ということです。
でもジャケットの中に着るといっても限界があります。
最近はヒートテックや薄いダウンなど良いものがありますが、何故ジャケットの上に防寒着を着たらダメなのでしょう?
大人の常識では厳冬期はジャケットの上にコートやジャンバーなど着るじゃないですか。
寒い風を通さないようなナイロン素材の。
それを何故子供達が着てはいけないのでしょうか?
池の水が凍るほど寒い日も40分もかけて登下校するのです。
先生達がこの時期に駅から学校まで40分かけて歩くとしたらコートやダウンは着ないのでしょうか?絶対に着るでしょう。
学校に出勤する先生が登校途中の生徒と会って生徒がジャンバーを着ていたら、ダウンを着ている先生は生徒に規則だから脱げ、と指導するということです。
たとえば日曜日に友達と遊ぶ約束をした子供が、雪が降り池が凍る寒い朝に歩いて40分の友達の家に歩いて行くとしたら、親ならとにかく暖かくして行きなさい、としっかりと防寒着を着用させるでしょう。それをコートもジャンバーも着るなとなるとこれはもう虐待ではないでしょうか。
その虐待のようなことが、何故当然のように学校ではおこなわれるのでしょうか?
男の子は半ズボンですよ、半ズボン!?
それを指導する先生はラクダのモモヒキや暖かタイツを着用です。
大人ってなんてサディスティックなのでしょう?
子供は風の子だの、走ったら暖まるだの、挙句には「元気、元気!」などとわけのわからない事を言ってしまうのです。
寒い地域(例えば北海道)に住んでいる人間は寒い冬をできる限り暖かく過ごそうと考えます。寒い冬はとにかく暖かい環境がよいと考えます。家でも職場でも学校でも。しかしこちらでは寒さに負けない!という頑張りがよい、と思われるようで小学校の先生が「冬でも数える程しかストーブはつけないのですよ〜」と自慢気に話していたのを不思議に思いました。
子供時代は苦行がごとく何事にも耐えなければならないのでしょうか?
冬の寒さに負けない精神力! といったところでしょうか?
私の小学校時代(大阪)も同じでした。
当然の様に半ズボン。真冬でも半ズボン。
それがどうしても理解できず、納得もできず、何年生の頃からか忘れましたが学校に長ズボンを着用するようになりました。
もちろん校則違反ですので、先生には怒られるは、友達にはいじめられるは、毎回ホームルームの時間はお決まりのように私の長ズボンについてが議題でした。
何故校則違反をして長ズボンを着用するのか?と先生とクラス全員に責められるのです。
しかし私には真冬の寒い日に震えながら半ズボンを着用することがどうしても理解できなかったのです。
最初はそれだけだったのです。
それが継続的にそのように皆に責められるので、ひねくれてしまったのですね〜、夏でも長ズボンでとおしてやりました・・・。
今考えるとその頃に私の歪んだ性格が形成されたのでしょうね(笑)。
でもサディストにはなりたくね〜。
0 件のコメント:
コメントを投稿