テーブルの足のホゾ加工をしています。
なんのひねりもなく、ごく普通のホゾ組みです。
5cm角の足に3cmの長さのホゾを入れます。
2枚ホゾにするでもなく、通しホゾにするでもなく、基本の1枚ホゾ。
材料の硬さ、性格にあったホゾのキツさで調節します。
気殺しをして、ボンドを塗って、玄翁で叩き込んで入れる程度のキツさです。
ホゾは木の繊維の横方向にキツすぎては、簡単に割れてしまいます。
木の繊維に対して縦方向にしっかりキツく効かせます。
なので、木口からあまりに近くホゾ穴を開けてしまうと、ホゾ穴の上部分が抜けてしまいます。
横方向、縦方向、ホゾを効かす強さが違います。
それら全てがぴったりといかないと、強い木組みにはなりません。
基本のホゾですが、とても頑丈に組みあがります。
精度の低いホゾならば、ダボやネジで固定したほうが、よほど強いのです。
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